研究支援情報 国際会議開催支援 お知らせ

international conference support news article

実施報告

医系科学研究科(薬) 橋本洋佑  助教 (2025年度 広島大学研究ネットワーク形成支援助成制度【タイプB】)

名前 橋本 洋佑 助教
所属 医系科学研究科(薬)
  • イベント名: The first knowledge exchange between Korean MPS engineers and Japanese barriologists
  • 開催期間: 20251023 20251025 
  • 開催場所: 広島県・広島大学  霞キャンパス凌雲棟 
  • 総参加者数: 33名 (うち海外研究者12名)

 

 2025年10月23日(木)~25日(土)に、韓国のTae-Eun Park准教授(Ulsan National Institute of Science and Technology所属)との共同主催で、広島大学 霞キャンパス 凌雲棟にて国際セミナーを実施した(セミナー名: The first knowledge exchange between Korean MPS engineers and Japanese barriologists; セミナーホームページ: https://mpsbarriers.wfamp.com/)。本セミナーは、広島大学ネットワーク形成支援助成【タイプB】、日本学術振興会 二国間交流事業、公益推進協会 くら基金の支援を受け、日本、韓国、アイルランドの研究者が集うことで実現することができた。 

 セミナー名にあるMPSとbarriologistsは、それぞれ生体模倣システム(microphysiological system)と細胞・組織バリア―(barrier)を専門とする生物化学者(biologist)のことを指す。本セミナーは、中枢神経系の微小環境を維持し、異物や薬物の中枢神経系への侵入を防ぐ血液脳関門(blood-brain barrier)を始めとした中枢関門に焦点を当てている。このような中枢関門は、ヒト初代培養細胞系を用いた評価が倫理的に困難であり、かつ、不死化細胞系ではそのbarrier機能が大きく損傷することが課題であった。その解決に向けて、MPS engineersとbarriologistsが深い意見交換を行いつつ、その合間の時間で共に広島や日本の食事を楽しむなどの深い国際交流を行った。第2回のセミナーを蔚山で開催する方向性で合意し、また、互いを共同研究者としての研究助成金への応募を行うなど、具体的な今後の国際的な交流・研究活動の方針も決定することができた。また、本セミナーにより、国内での共同研究案も挙がってきており、全参加者が非常に有意義な時間を過ごせていたと感じている