実施報告
医系科学研究科(医) 三好寛二 准教授 (2025年度 広島大学研究ネットワーク形成支援助成制度【タイプA】)
| 名前 | 三好寛二 准教授 |
|---|---|
| 所属 | 医系科学研究科(医) |
- 学会名: The 17th Asian Australasian Congress of Anaesthesiologists (AACA) 2026
- 開催期間: 2026年2月6日~2026年2月8日
- 開催場所: タイ・バンコク
- 発表題目: Identification of Novel Genes Associated with Malignant Hyperthermia Using Whole-Genome Sequencing
- 共同発表者: 向田圭子・教授、大月幸子・助教、池田豪・医科診療医、Xia Guoqiang・大学院生、堤保夫・教授
本研究では、本邦で収集・解析した悪性高熱症(MH)症例の遺伝子解析データおよび培養筋管細胞を用いたCa²⁺動態解析結果を、Asian Malignant Hyperthermia Alliance(AMHA)の枠組みを通じて共有した。本邦データの提示により、従来の原因遺伝子では説明できない症例に対する新たな解析アプローチや評価系の有用性が各国に共有され、参加研究者の関心を喚起した。
一方で、各国のデータ共有については現在準備段階にあり、本研究を契機として症例収集やデータ整理の重要性が再認識された。今後は各国における倫理的整備やデータ形式の標準化を進めることで、国際的なデータ統合と比較解析が可能となる見込みである。本取り組みにより、アジア地域における共同研究基盤の構築が着実に進展し、将来的な大規模解析や新規原因遺伝子の同定につながることが期待される。