研究戦略部 プロジェクト研究センター 科学わくわくプロジェクト研究センター
project research center list
センター基本データ
整理番号 | 14-14 |
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設置期間 | 2003年4月1日 ~ 2017年3月31日 |
センター長 | 磯崎 哲夫(大学院 教育学研究科 / 教授) |
主な研究活動・事業活動
研究事業
- サイエンスレクチャー単なる講演会ではなく,実験や映像の活用など,説明の方法などに工夫をし,参加者に科学の深みを感じてもらうためのレクチャー。中学生を対象に実施。広島市こども文化科学館と連携して実施。
- 広島大学ジュニア科学塾中学生を対象として,20人程度の少人数に対して1人の大学教員が一つのテーマについて4回程度継続的に指導し,考える場を提供することにより,科学の心を深めることをめざす。
- 広島大学科学塾子ども科学塾の高校生対象のもの。
- 小学理科ネット小学校の理科教育の支援を目的とした,情報ネットワーク。理科の授業についての質問・回答や情報交換を行う。
- 支援事業わくプロの趣旨に沿った民間事業について事業費を支援。一部については,特定の団体と連携して,科学教育活動の共同開発も行う。
研究内容
- 子どもに単なる興味ではなく科学する心を持たせるための事業のあり方
- 大学の知的資源を活用した学校外での民間主導での事業の可能性
- 民間団体等が実施する科学学習事業への効果的な支援のあり方
- これらの事業についての効果測定の進め方
主な研究成果・活動報告
平成15年度には,試行年度として,サイエンスレクチャーとジュニア科学塾を開催するとともに,小学理科ネットのシステム開発を行いました。サイエンスレ クチャーは,本学の牟田学長を講師に,「宇宙のはてを探ろう」というタイトルで,宇宙の大きさ,測り方,未来などについて,映像や実験を盛り込んだレク チャーを,中学生を対象として広島市こども文化科学館において開催しました。ジュニア科学塾は,大学院理学研究科の大杉教授を講師として,「光の科学を極 めよう」というタイトルで,広島大学教育学部の実験室を会場に,公募した中学生22名を対象に隔週土曜日の午前10時から午後4時まで4回シリーズで開催 しました。指導には,大杉教授のほか,中学高校の教員や本学の理学部・教育学部の学生も多数参加しました。また,これらの事業については,当プロジェクト 研究センターのセンター長である大学院教育学研究科の林教授が中心となり,アンケートを行うなどその教育的評価を行っており,今後その成果を幅広く活用することとしています。