研究戦略部 プロジェクト研究センター アジア思想文化プロジェクト研究センター
project research center list
センター基本データ
| 整理番号 | 07-03 |
|---|---|
| 設置期間 | 2026年4月1日 ~ 2029年3月31日 |
| センター長 | 根本 裕史(人間社会科学研究科 / 教授) |
| nemoto*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください) |
プロジェクト概要
目的
アジア思想文化プロジェクト研究センターは,仏教およびサンスクリット文化を主軸として展開した南アジア(インド,スリランカ)・内陸アジア(チベット)・東アジア(中国,朝鮮半島,日本)の思想と文化を多角的・双方向的に検討することにより,東洋的思考の根源あるいはその多様な広がりを見出すことを目的とする。特に,隣接領域でありながらもこれまで相互的フィードバックが十分になされてこなかったインド学とチベット学,さらには日本・中国仏教学の組織的な接続を進めることが本プロジェクトの狙いである。そのために,人間社会科学研究科の教員を中心に,インド哲学・仏教学,宗教学,言語学を専門領域とする研究者が定期的に研究会を開催し,「死」,「善悪」,「言語」,「聖典」,「意識」,「美」などの共通テーマに関して討論を重ねると共に,新進研究者の育成も行う。さらに,その成果を国内外に発信することを目指す。
背景
従来,インド学,チベット学,日本・中国仏教学は「インド哲学」あるいは「仏教学」という名の括りのもとに共存してきたが,実質的な連携を取れていたとは言い難い面もある。本プロジェクトは,これらの領域の分断を解消し,有機的な接続を目指す。その上で,古典的なアジア思想文化が,現代社会における倫理,死生観,心の問題などにどのような示唆を与え得るのかを探究し,伝統知と現代知の架橋を試みる。さらに,本プロジェクトは国際的学術ネットワークの構築にも資する。欧米・アジアの研究機関との共同研究を推進し,広島大学を拠点とするアジア思想文化研究の国際的ハブを形成する。
研究計画
[令和8年度]毎週金曜日に定例研究会を開催し,研究員・客員研究員またはセンター所属教員の指導学生による研究発表・討論を行う。国内の他大学研究者も招いた共同研究会も2回程度実施する。年度中に行われた共通テーマに関する研究,および構成員による個人研究の成果を公表するため,『アジア思想文化』と題する雑誌を創刊し,その第1号を年度末に発行する。
[令和9年度]継続して毎週金曜日に定例研究会を開催する。年度内に欧米・アジアの研究機関に所属する海外研究者を招聘し,国際ワークショップ・講演会を開催する。年度末に『アジア思想文化』第2号を発行する。
[令和10年度]継続して毎週金曜日に定例研究会を開催する。年度内に,国内外の研究者を集めた国際シンポジウムを広島大学・東広島キャンパスで開催する。年度末に『アジア思想文化』第3号を発行する。
主な研究活動・事業活動
定例研究会・ワークショップ・講演会・シンポジウム等の開催,年間誌の発行,ウェブサイトでの情報発信。