実施報告
IDEC国際連携機構 Jaesoon Jeong 助教 (2025年度 広島大学研究ネットワーク形成支援助成制度【タイプB】)
| 名前 | Jaesoon Jeong 助教 |
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| 所属 | IDEC国際連携機構 |
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イベント名: The current and prospective state of tidal power generation in Japan(日本における潮流発電の現状と将来展望)
- 開催期間: 2025年11月18 日~2025年11月19 日
- 開催場所: 広島大学 東広島キャンパス(ミライクリエ)
- 総参加者数: 40名 (うち海外研究者2名)

2025年11月18日から19日にかけての二日間にわたり開催された本国際シンポジウム「The current and prospective state of tidal power generation in Japan」では、国内外の産学における研究者および実務者を招き、英国および日本における潮流発電の現状と将来展望、奈留潮流発電所の事例、エネルギー政策、ならびに瀬戸内海における潮流発電ポテンシャルについて講演およびパネルディスカッションを実施し、日本における潮流発電の将来像について議論を行った。
初日は、6名の招待講演者による講演およびテーマ別討論を中心としたプログラムで構成された。討論の結果として、潮流発電によって日本全域に電力を供給するという大規模な目標を掲げるよりも、電力供給が十分でない小規模な都市を対象とすること、あるいは地域産業の振興や日本における高齢化に伴う地方都市の衰退への対策として、複合的な効果を考慮するアプローチが適切であるとの意見が多数を占めた。そのためには、学術的・産業的な観点からの検討にとどまらず、地域住民との継続的な対話や参加を重視することが重要であると認識された。
二日目は、午前9時30分から午後5時まで、瀬戸内海における潮流発電の可能性を確認することを目的としてフィールドトリップを実施した。本フィールドトリップは、しまなみ海道を対象として行われ、これまでの研究をもとに選定された潮流発電の候補海域3か所を実際に訪問した。各海域においては、経験豊富な招待研究者から、周辺インフラおよび環境条件の観点から、当該海域における潮流発電の実現可能性について専門的な意見および助言を得た。また、広島大学の多様な分野に所属する約30名の学生が参加し、研究者との直接的な意見交換を通じて分野横断的な知識交流が促進されたことから、潮流発電研究の裾野を拡大する貴重な機会となったと考えられる。