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実施報告

医系科学研究科 神谷 諭史 助教 (2024年度 広島大学研究ネットワーク形成支援助成制度 タイプ2)

名前 神谷 諭史 助教
所属 医系科学研究科
  • 学会名: ANESTHESIOLOGY 2024
  • 開催期間: 2024 年10月18 日~2024 年10月22日 (5日間)
  • 開催場所: アメリカ・フィラデルフィア
  • 発表題目:
    ①Objective Indicator of Perioperative Changes in Opioid Sensitivity Using MECᴋ (筆頭演者)
    ②Opioid Requirement Correlates with Opioid Sensitivity in Patients in Postsurgical ICU: The Impact of Postoperative Measurement of MECᴋ (筆頭演者)
  • 共同発表者: Ryuji Nakamura講師、Noboru Saeki准教授、Sato Hiroki助教、Daiki Shorin助教、Ayaka Ishibashi医科診療医、Yasuo Tsutsumi教授

 

フィラデルフィアで行われた米国麻酔科学会へ参加した。世界で最も大規模な麻酔科関連学会ということで、米国のみならず各国・各地域から、麻酔科医を中心に様々な医療関係者が参加する大会であった。日本で開催される麻酔科関連学会に参加するのみでは得られなかった事柄を、数多く経験することが出来た。
代表的なところとしては、医療機器メーカーの技術者との議論や、多くの文献に引用される論文を手掛ける医師との意見交換だった。周術期の医療機器メーカーは米国に本社あるいは工場を持つものが多く、日本はそれらの技術や製品を輸入していることが多い。このような環境で、製品や技術の一次情報に近いところでの議論をすることで、より知識を深めることが出来たり、将来の研究へのインスピレーションを生む助けとなった。
参加者には著名な麻酔科医も数多くおり、そのような医師と直接に意見交換をすることは、大いに今後の研究の方向性を正す助けとなった。

継続的に今後も海外学会への参加ならびに発表を行う予定である。